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【新型コロナウイルス感染症対策】オゾン発生装置による深夜オゾン燻蒸
当院では、患者さまに安心して歯科治療を受けていただくために、新型コロナウイルスの院内感染防止対策を強化しております。
このたび新しい取り組みとして、「オゾン発生装置による深夜オゾン燻蒸」を開始しました。
■オゾンとは
オゾンは大気中に存在し、大気を自浄する働き(脱臭・除菌)をしています。オゾンの強い酸化力は、除菌や脱臭において威力を発揮するだけでなく、有害物質を出す心配もないので環境にとても優しい物質です。近年、医療・介護・酪農・食品・観光(ホテル)など、あらゆる業種で活躍の場を広げています。
そのオゾンが、奈良県立医科大学の実験により、新型コロナウィルスの不活性化にも効果があることが確認されました。
■(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化確認
奈良県立医科大学を中心とする研究グループはオゾンガス曝露による新型コロナウイルスの不活化実験を行い、オゾンにより、新型コロナウイルスが不活化されること、ならびに、オゾンの濃度と曝露時間の条件とオゾンの不活化の関係について実験的に明らかにしましたので報告します。
今回の研究では、オゾンにより最大1/10,000まで不活化することを確認しました。
これは、オゾンの実用的な条件下で、新型コロナウイルスを不活化できることを示しています。
(奈良県立医科大学 令和2年5月14日プレスリリースより)
■当院での使用機種
オーニット剛腕1400(日本製) (日本オゾン協会認定)
1995年の1号機より改良を重ねて作られた最新鋭のオゾン発生装置です。
※オゾンは酸化力が強いため、高濃度のオゾンに曝露されると身体への悪影響も懸念されます。そのため当院では、診療時間外(深夜)にオゾン燻蒸を行っています。
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